
第36期順位戦B級リポート
第4節(10月3・4日/東京)
実は観戦子は大貝のマージャンをあまり見ていない。同じクラスの時は見れないし、今B級を見に行くとついつい山内を中心に見てしまうからだ。たまに山内の上家に座ると当然一緒に見ることとなるが、山内以上に手が遅く(固く)、攻め時を欠くように覚え、また独特の安全牌の選択を見、びっくりさせられることがある。ところが前節を3−0でまとめ5昇としB級首位に立った大貝は先日行われた八翔位戦で初めての決定戦進出を決めた。弟子の山田に先にA級入りされ師匠としての尻に火がついて本気になったのかどうか。いやいやそういう性格でなく、やっと実力が発揮されているだけのこととも言われている。
ということで、今日は大貝の後ろにつくことにした。
すると早速大貝らしさが出た。東1局の中盤に下記のを引いて下記の手牌になった。





















続く2戦目はまさに大貝の真骨頂であろう。東3局まで流局し迎えた東4局。最初のテンパイは10巡目、


















残る南場がおとなしく進むとは思えない。ただラス目に落ちた田中が真っ直ぐに来るため残り3人が受けざるを得ない。南2局に田中のリーチが流局すると、なんと終わってみればアガリはあの20の1回のみ。大貝の盤石さが出た半荘であった。
この日3半荘を打って大貝の放銃は0回。このままラスを引かないかなと見ていた4回戦南1局。点棒移動は東1局の安田の10オールだけである。大貝の配牌はバラバラ。コクシ模様で手を進めると8巡目にはリャンシャンテン。正確に言うと純正コクシのリャンシャンテン。で少しスケベ心が出たのか10巡目に小首を傾げながら























大貝14戦ぶりのラスとなったが下が追掛けてこない展開であり、このままゴールしそうな雰囲気である。(前回の大川戸にもこのようなことを言った気がするが・・・・・)
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
34回戦は5昇で首位を並走する大貝と坂井が仲良く揃って抜け番。この2人が35回戦D卓で顔を合わせた。対するのは藤森と田中。藤森(1昇)にしてみればどちらかとトップラスを決め、昇級争いに加わっていきたいところだろう。その思いは田中(△2)の方が強いかもしれない。あるいはこれが昇級へのラストチャンスくらいに感じているかもしれない。
【35回戦D卓 起家から田中・大貝・坂井・藤森】
東1局(ドラ





























東2局(ドラ




























東3局(ドラ


東4局(ドラ


































南1局(ドラ






















南2局(ドラ
































南3局(ドラ



















南4局(ドラ






















終局後、私と目があった田中は「やり過ぎですかね?」とつぶやきながら、肩をすぼめた。
第36期順位戦B級 第4節 星取表 (10月3・4日/東京)
選手名 |
開始前 |
28回戦 |
29回戦 |
30回戦 |
31回戦 |
32回戦 |
33回戦 |
34回戦 |
35回戦 |
36回戦 |
終了時 |
順位 |
田中 実 |
△2 |
D ● |
D ● |
===
|
D ◎ |
D − |
D ◎ |
D − |
D ◎ |
===
|
△1 |
7 |
村田 光陽 |
△1 |
C ◎ |
C ● |
D − |
D − |
===
|
C ● |
C − |
===
|
C − |
△2 |
9 |
山内 啓介 |
±0 |
===
|
C − |
D − |
C − |
D ◎ |
C − |
D − |
C ● |
D ◎ |
1昇 |
5 |
小宮山 勤 |
±0 |
D ◎ |
C ◎ |
C ● |
===
|
D − |
D − |
C ● |
===
|
D ● |
△1 |
8 |
大貝 博美 |
5昇 |
C − |
D ◎ |
===
|
C − |
C ● |
D − |
===
|
D − |
D − |
5昇 |
1 |
安田健次郎 |
±0 |
C − |
===
|
C ◎ |
D ● |
C ◎ |
C − |
C ◎ |
C − |
D − |
2昇 |
4 |
亀井 敬史 |
△6 |
D − |
D − |
D ● |
C ● |
===
|
===
|
C − |
C − |
C ● |
△9 |
10 |
坂井 準司 |
4昇 |
C ● |
===
|
C − |
C ◎ |
C − |
C ◎ |
===
|
D − |
C − |
5昇 |
2 |
藤森 弘希 |
1昇 |
===
|
C − |
C − |
D − |
D ● |
D − |
D ◎ |
C ● |
===
|
±0 |
6 |
大川戸 浩 |
1昇 |
D − |
D − |
D ◎ |
===
|
C − |
===
|
D ● |
C ◎ |
C ◎ |
3昇 |
3 |
第3節(9月12・13日/東京)
第3節を迎えての成績は期首順位順に、「田中△3、村田△4、山内0、小宮山1昇、大貝2昇、安田△4、亀井△4、坂井3昇、藤森2昇、大川戸8昇」。
2人昇級の今期B級戦、大川戸が抜け過ぎたため、中段に位置する選手は2位昇級狙いが現実的かというところ。対する大川戸は下を見ながら、2位・3位の人間を抑えつけながら自分は悠々と行きたいといった感じか。マイナス組は団子であり、この第3節ではとにかく自分の成績を上げることが目標となる(文中敬称略)。
19回戦の抜け番は大貝2昇と大川戸8昇。初戦の抜け番を嫌う人も多いが、昇持ちとしてはそれほど気になるものでもないか。
【19回戦C卓(村田△4・坂井3昇・山内0・田中△3 (起家より・以下同)】
東1局:田中 10・20、東2局:村田40(←坂井)、東3局坂井40(←山内)とラス目が毎局変わって迎えた東4局(ドラ)。点数状況が田中20→村田30→坂井40→山内。10巡目坂井が少々時間を使ってからリーチ。その捨牌は、








































レースは次局村田からタンヤオピンフドラ2をアガって加点した坂井の逃げ切り。
【19回戦D卓:小宮山1昇・藤森2昇・亀井△4・安田△4】
東場の点棒移動は安田の28(←小宮山)のみ。迎えた南1局(ドラ















































【20回戦C卓:小宮山2昇・田中△3・大貝2昇・安田△4】
小宮山の7・14、大貝の5・10、小宮山の12、と3回のアガリが出て迎えた南4局(ドラ

早々にカン




【20回戦D卓:坂井4昇・村田△4・藤森2昇・大川戸8昇】
東場は4回のアガリが出て迎えた南1局(ドラ





南4局(ドラ


【21回戦C卓亀井△4・坂井4昇・山内△1・藤森3昇】
全員原点で迎えた東2局(ドラ
















この後、ラス目は坂井→山内→坂井と変わっていくも藤森はずっとトップ目。南4局はラス目坂井がラス抜けに成功し、亀井にラスを押しつけた。
【21回戦D卓:小宮山1昇・大貝2昇・村田△4・大川戸7昇】
大川戸が苦しい。小宮山に30を放銃した後、5・10をツモアガるも、村田に42を放銃し、チートイツのオヤカブリで厳しい点数状況。
南1局その2(ドラ















結局その後もラス抜けは叶わず。トップ目から40オール加点に成功した村田が4回戦以来の久々トップ。
【22回戦C卓:田中△2・大川戸6昇・安田△4・小宮山1昇】
メンゼン3メンチャンを高目サンショクに振り変えてから高目ツモの20オール、リーチツモの10オールとスタートダッシュの田中を安田と小宮山が追い、大川戸が独り置いていかれる展開。
南2局(ドラ















南4局に10・20ツモアガリの安田が逆転トップ。
【22回戦D卓:大貝2昇・亀井△5・山内△1・坂井4昇】
大貝789サンショク40オール、亀井789サンショクチャンタドラ1の80(←坂井)、で迎えた東2局その1(ドラ

(何故私だけ789出来上がっていないの?)と思ったかどうか。

必死にもがくも点差が広がる一方の坂井であるが、南1局その2(ドラ
















【23回戦C卓:田中△2・安田△3・亀井△5・山内△1】
田中26オール、山内7・14、山内20・40、安田20・40、亀井20・40、田中10・20、と激しいアガリ合戦で迎えた南4局(ドラ
















【23回戦D卓:村田△3・大貝3昇・藤森4昇・大川戸5昇】
東1局その1(ドラ


安泰かと思われた大川戸がまさかの4ラス。混戦となって今期後半突入のB級戦。まさに目が離せない。
第36期順位戦B級 第3節 星取表 (9月12・13日/東京)
選手名 |
開始前 |
19回戦 |
20回戦 |
21回戦 |
22回戦 |
23回戦 |
24回戦 |
25回戦 |
26回戦 |
27回戦 |
終了時 |
順位 |
田中 実 |
△3 |
C − |
C ◎ |
===
|
C − |
C − |
C − |
===
|
C − |
C − |
△2 |
9 |
村田 光陽 |
△4 |
C − |
D − |
D ◎ |
===
|
D − |
C ◎ |
D ◎ |
C − |
C − |
△1 |
8 |
山内 啓介 |
±0 |
C ● |
===
|
C − |
D − |
C − |
D ◎ |
===
|
D − |
D − |
±0 |
5 |
小宮山 勤 |
1昇 |
D ◎ |
C ● |
D − |
C − |
===
|
D − |
C ● |
===
|
D − |
±0 |
6 |
大貝 博美 |
2昇 |
===
|
C − |
D − |
D ◎ |
D ◎ |
D − |
C − |
D ◎ |
===
|
5昇 |
1 |
安田健次郎 |
△4 |
D − |
C − |
===
|
C ◎ |
C ◎ |
C − |
C ◎ |
C ◎ |
===
|
±0 |
7 |
亀井 敬史 |
△4 |
D − |
===
|
C ● |
D − |
C ● |
D ● |
D − |
===
|
C ◎ |
△6 |
10 |
坂井 準司 |
3昇 |
C ◎ |
D − |
C − |
D ● |
===
|
===
|
D − |
D − |
D ◎ |
4昇 |
2 |
藤森 弘希 |
2昇 |
D − |
D ◎ |
C ◎ |
===
|
D − |
===
|
D ● |
D ● |
C ● |
1昇 |
3 |
大川戸 浩 |
8昇 |
===
|
D ● |
D ● |
C ● |
D ● |
C ● |
C − |
C ● |
D ● |
1昇 |
4 |
第2節(7月4・5日/東京)
大川戸浩。今年新入会の「遅れてきた新人」3人のうちの1人である。
その彼が、1節で4−0のロケットスタートを果たした。並行して行われている八翔位戦でも忍田幸夫を下し、中村浩三とともに2次予選進出を決めている。
彼は、マージャン101への参加は古く、過去何回も八翔位戦には参加している。万を喫しての参加である。が昨年末に行われた新入会3人による順位決定戦(黒子として山田A級)では最下位になり、期首順位10位でのスタートとなっている。順位戦予想座談会でも最後の最後に昇級候補として名が出たが、「予想」なのか「応援」なのかとの曖昧なものとしてである。つまり事前評価は決して高くないのである。ということで今日は大川戸をじっくり見ることとした。
10回戦東3局西家(点棒移動なし)、


































続く東4局南家3巡目にはドラをアンコにし12巡目、




















ここでイーシャンテンのオヤが



すると次のオヤのツモ切りが





大貝32←藤森、藤森20←亀井を挟んだ南3局西家2巡目、

























この半荘はアガリが2回で大川戸はバーであった。
12回戦は村田のピンフリーチ(高目イーペーコー)で始まり放銃を免れた大川戸が次局リーチ棒を回収する鳴きタンヤオをアガる。東3局南家8巡目、















大川戸30←亀井、亀井16←大川戸の往復を挟んだ南2局西家、10巡目に





































お疲れサンと思ってトイレに行って帰ってくると、既に大川戸は4巡目で、















3人ゲンナリの大川戸5昇目。
この日の最終戦は、大川戸の放銃から始まった。東1局、





















しかしその2では、4巡目にカン




そしてオヤ番を迎えると、12巡目には、


































「(ツモ→打牌の順)





























と、なるはずが、大川戸の捨牌は「







確かに丁寧に打っていることは分かるが、ミスもしている。ただ、ツイているだけではここまで昇は伸ばせないであろう。立会人に見えないものが見えているようである。仮に立会人がA級に残留できれば、来年はご指導いただかなければいけないようである。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
14戦を終えて、大川戸が6昇と首位をひた走っている。この大川戸が昇級ポジションを虎視眈々と狙う坂井(2昇)、大貝(1昇)、そしていまだ不調から脱しきれない村田(△4)と相対した15回戦の模様を振り返ってみたい。
【15回戦D卓 起家から村田・坂井・大貝・大川戸】
東1局(ドラ
















東2局(ドラ

















東3局(ドラ















東4局(ドラ

































南1局(ドラ

南2局(ドラ

















南3局(ドラ





























南4局(ドラ

終局後、卓外で観ていた田中がポツリとつぶやいた。
「2巡目にピンフをテンパイする人とマージャンしたくない」
果たして、首位を快走する大川戸が崩れる時が来るのだろうか。
第36期順位戦B級 第2節 星取表 (7月4・5日/東京)
選手名 |
開始前 |
10回戦 |
11回戦 |
12回戦 |
13回戦 |
14回戦 |
15回戦 |
16回戦 |
17回戦 |
18回戦 |
終了時 |
順位 |
田中 実 |
△2 |
C ◎ |
D ◎ |
C − |
D − |
===
|
C ● |
D − |
D ● |
C ● |
△3 |
7 |
村田 光陽 |
△1 |
===
|
D ● |
D − |
D ● |
C ● |
D − |
===
|
D − |
D − |
△4 |
8 |
山内 啓介 |
1昇 |
C ● |
C ◎ |
D − |
===
|
D − |
C − |
===
|
C − |
D ● |
±0 |
6 |
小宮山 勤 |
△2 |
C − |
C − |
===
|
D ◎ |
C − |
===
|
C − |
D ◎ |
C − |
1昇 |
5 |
大貝 博美 |
1昇 |
D ◎ |
D − |
===
|
C ● |
C − |
D ● |
D ◎ |
C − |
D ◎ |
2昇 |
3 |
安田健次郎 |
△2 |
C − |
===
|
C ● |
C − |
D ● |
===
|
D ● |
C ◎ |
D − |
△4 |
9 |
亀井 敬史 |
△1 |
D ● |
D − |
D ● |
C − |
===
|
C − |
C ● |
===
|
C − |
△4 |
10 |
坂井 準司 |
1昇 |
===
|
C ● |
C ◎ |
D − |
C ◎ |
D − |
D − |
===
|
C ◎ |
3昇 |
2 |
藤森 弘希 |
±0 |
D − |
===
|
C − |
C ◎ |
D − |
C ◎ |
C − |
D − |
===
|
2昇 |
4 |
大川戸 浩 |
4昇 |
D − |
C − |
D ◎ |
===
|
D ◎ |
D ◎ |
C ◎ |
C − |
===
|
8昇 |
1 |
第1節(5月23・24日/東京)
開幕が目前に迫った対局室。独特の緊張感が張りつめている。そんな中、ふとC卓に目をやると、田中・村田・山内・坂井の4名が既に着座していた。なんと今期の昇級候補として下馬評の高い4名のいきなりの直接対決ではないか! この注目の好カードを振り返ってみることにしよう。
【1回戦C卓 起家から村田・田中・山内・坂井】
東1局(ドラ)、オヤの村田が8巡めにドラの
を打った。ワンズの形が
というピンフのイーシャンテンからタンヤオの含みを残して、ドラを先打ちしたのだ。しかし、この
に、坂井の手が開かれた。















東2局(ドラ














東3局(ドラ


東4局(ドラ
















南1局(ドラ
















南2局(ドラ


南2局その2(ドラ
















南3局(ドラ

南4局(ドラ
















たかが45分の1、されど45分の1。東1局のマンガン出アガリ一発で幸先よく1昇を上げた坂井だが、その対局姿勢はまるでA級選手のそれであるかのよう。必ずや昇級争いに絡んでくるであろうと思わせる安定感があった。対して、苦しいスタートとなってしまった村田。昨年の第1節を思い起こさせるような不調が感じ取れた。ここからの巻き返しはあるのだろうか。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
第1節初日を終えての成績は期首順位順に、「田中△1、村田0、山内1昇、小宮山△2、大貝0、安田△1、亀井△1、坂井1昇、藤森0、大川戸3昇」。
初日好調は新入会の大川戸。第2日はどうなったか。
【6回戦C卓(起家から)坂井1昇・大貝0・小宮山△2・亀井△1】
東1局その1:亀井28←坂井
東2局その1:大貝30←小宮山
東2局その2:流局
東3局その1:小宮山26オール
東3局その2:坂井16・32
東4局その1:坂井16←大貝
なんとまあよくアガリが出ること。南入時の点差は、坂井10→小宮山30→亀井14→大貝。
南1局その1:小宮山10・20
南2局その1:大貝10オール
南2局その2:坂井80←亀井
南3局その1:亀井20・40
南4局その1:小宮山7・14
小宮山、南4局のリーチツモが安目のためトップは坂井の逃げ切り。南3局のマンガンツモアガリではまだラス抜けできなかった亀井がラス。
昔はよく「101名物流局」とか聞いたもの。まったく、「なにそれ?美味しいの?」て感じ。この半荘はアガリ10回、流局1回。
【6回戦D卓 山内1昇・藤森0・村田0・安田△1】
東1局その1:藤森5・10
東2局その1:流局
東3局その1:流局
東4局その1:藤森4・8
南入時の点差は、藤森45→村田04→安田01→山内。
南1局その1:安田:20・40
南2局その1:村田:64←安田
南3局その1:安田:10・20
南4局その1:藤森:7・14+供託10(村田)
【7回戦C卓 安田△1・藤森1昇・大貝0・亀井△2】
南1局、亀井28→藤森・大貝28→安田、

















【7回戦D卓 大川戸3昇・村田0・小宮山△2・田中△1】
東1局、10巡目、
















東4局(田中20→小宮山48→村田20→大川戸)、「いかにも」な捨て牌で大川戸、なんとリーチ。


















が、これはツモアガリではない。
その局面でまだ突っ込んでいった田中の放銃でアガリはもう一人「ロン」の声を出した大川戸。
ちなみに田中のコメント「安全牌は売るほどあったけどね」。
なんだか凄いぞ今年のB級戦。
さすがに決め手に。
【8回戦C卓 大貝0・村田0・小宮山△2・藤森1昇】
南3局その1(大貝06→藤森05→小宮山60→村田)、オヤ・小宮山の仕掛けは18見え見え。















結局の選択は安全牌。ただし、アンコ持ちから生牌の数牌。これは小宮山ツモ外れ、の後、南家藤森がその牌を切ってきたらポンしてもう一度小宮山にツモを回す作戦。実に丁寧。 しかし何事もなく流局。
南4局はトップ目大貝がメンゼンでツモアガリ。
【8回戦D卓 坂井2昇・田中△2・大川戸4昇・山内0】
南3局(坂井02→大川戸02→山内158→田中)、田中起死回生なるかのチャンス手。
















12巡目にドラ

と、ここで山内がから大きな「ロン」の声。
































【9回戦C卓 藤森1昇・田中△3・大川戸4昇・亀井△1】
東1局(ドラ























































大川戸も、メンゼンテンパイ。













なんだか凄まじい局でしたが結果は流局。
南2局(ドラ
















田中07→大川戸06→亀井31→藤森となって迎えた南3局その1(ドラ















南4局その1(ドラ

10巡目に田中が










































【9回戦D卓 坂井2昇・小宮山△2・山内1昇・安田△2】
南4局その1(ドラ

8巡目に山内が、














10巡目に小宮山がリーチ。





























結局12巡目に小宮山が

この日は総じてアガリの多い対局であった。これが今年のB級戦なのか、それとも今日はたまたまだったのか。今後に注目していきたいところである。
…あんまりにも多いのは実況ツイート担当の立会人泣かせよね。
第36期順位戦B級 第1節 星取表 (5月23・24日/東京)
選手名 |
開始前 |
1回戦 |
2回戦 |
3回戦 |
4回戦 |
5回戦 |
6回戦 |
7回戦 |
8回戦 |
9回戦 |
終了時 |
順位 |
田中 実 |
S-0 |
C − |
D ● |
===
|
D − |
D − |
===
|
D ● |
D ● |
C ◎ |
△2 |
9 |
村田 光陽 |
S-0 |
C ● |
===
|
C − |
D ◎ |
D − |
D − |
D − |
C ● |
===
|
△1 |
6 |
山内 啓介 |
S-0 |
C − |
D ◎ |
D − |
D − |
===
|
D ● |
===
|
D ◎ |
D − |
1昇 |
2 |
小宮山 勤 |
S-0 |
D ● |
C ● |
C − |
===
|
C − |
C − |
D − |
C − |
D ◎ |
△1 |
7 |
大貝 博美 |
S-0 |
===
|
C ◎ |
D ● |
D ● |
D ◎ |
C − |
C − |
C ◎ |
===
|
1昇 |
3 |
安田健次郎 |
S-0 |
D − |
D − |
C ● |
C − |
===
|
D − |
C ● |
===
|
D − |
△2 |
10 |
亀井 敬史 |
S-0 |
===
|
D − |
C ◎ |
C ● |
D ● |
C ● |
C ◎ |
===
|
C − |
△1 |
8 |
坂井 準司 |
S-0 |
C ◎ |
C − |
===
|
C − |
C − |
C ◎ |
===
|
D − |
D ● |
1昇 |
4 |
藤森 弘希 |
S-0 |
D ◎ |
C − |
D − |
===
|
C ● |
D ◎ |
C − |
C − |
C ● |
±0 |
5 |
大川戸 浩 |
S-0 |
D − |
===
|
D ◎ |
C ◎ |
C ◎ |
===
|
D ◎ |
D − |
C − |
4昇 |
1 |