101競技とは
101宣言
競技マージャンとは、賭けてないだけの目碁マージャンではない。マナーだけのお作法マージャンでもない。
一ゲームという単位があって勝敗が明確に決定されるもの、それがホントの競技マージャンだが、これは101をおいてほかにはない。
競技規定
101競技規定 (PDF形式)
競技としてのマージャンの確立を目指して
「マージャン」は、囲碁や将棋あるいはバックギャモンやオセロなどと同じように、そもそも知的ゲームの一種ですが、マージャンにはこれらとは根本的に異なっている点があります。
それは、例えば囲碁や将棋が一般社会において競技であると認められているのに対し、マージャンは、競技としてのマージャンを行っている人以外からは、残念ながら「賭けごと」としてしか見られていないのが、歴史であり現状であるということです。
「マージャンを打たない人からも、競技としてのマージャンが認められるようにしたい」――このような考えのもとに古川凱章が考案したのが〈101〉の評価法・ルールによるマージャンです。
101評価
101競技では、ゲーム単位は「半荘」が最も適していると考えます。そして、勝敗の判定は、「半荘」の1位者に1勝を与え、4位者に1敗を与えることを原則としています。これを数字に置き換えれば、1勝はプラス1、1敗はマイナス1、その中間(引き分け)にあるものはゼロとなります。すなわち〈101〉、これが〈101競技〉の発想です。
断トツでも僅差でも1勝は1勝です。それ以上でもなければそれ以下でもありません。101競技ではその数字の積み重ね(これを〈昇〉と呼びます)を争っているのです。
101ルール
ルールは、「ラスをひかずにトップをとる」という101評価の基本をピンボケにするようなものは極力排除してあります。アガリ連荘でテンパイ料なし。天和・地和などの偶然役なし。極めてシンプルなルールです。
また、点数計算には「オヤの支払いは子の2倍」という〈ヤオアルの原則〉を重視し、例えば巷間のルールでは700・1300になるアガリは700・1400とする計算方法を採用しています。